天体撮影用カメラ改造にチャレンジ その6 [修理・改造・DIY]
カメラ改造も、いよいよ終盤に入り テスト段階になりました。
ここまでくると、なんと言っても 気になるのが、
ペルチェ素子は何度位下がって
ノイズがどの程度減るのか? です。
でぇ、まずは ペルチェ素子のテストから。
カメラに組み込む前のテストでは、(この時の写真も撮り忘れちゃいました)
-15.5℃下がったのを確認してるのですが
カメラに組み込めば、それなりに密閉されるので
それより2~3℃は下がる見込みですが、果たしてどうなるでしょうか?
テスト開始時の温度は25.7℃ ほぼ、室温と同じです。
それでは、スイッチON!
デジタル温度計の数字はどんどん下がっていき
なんと何と、6.7℃まで下がり
当初の目標値 -17℃~18℃を越えて-19℃です。
こんなにうまいこといって良いのか?
テンションMAXです~~!
って 喜んでも居られない
CCDの結露が心配です。
ミラーアップして確認したら結露は見られず一安心です。
益々 テンション上がっちゃいますね。
CCDセンサーの温度が下がるのが確認できたので
いよいよ、ダーク撮影テストですが、
その前に、コントロールボックスの説明をサラッと簡単にしときます。
手前のスナップスイッチは、
左から ペルチェ素子のON/OFFスイッチ
真ん中 カメラレンズの結露防止用ヒーターのON/OFFスイッチ
右側 CCD結露防止ヒータのON/OFFスイッチ
ダイヤルは、左側がペルチェ素子の温度コントロール用で
右側が、カメラレンズ結露防止ヒーターの温度コントロール用です。
赤とオレンジのパイロットランプは 各装置のON/OFF確認用です。
コントロールボックス底側は
左から、レリーズ用、メインの電源入力、カメラレンズ結露防止ヒーター用出力の端子です。
カメラ用電源も内蔵していますが、ON/OFFはカメラ側でするようにしました。
ちなみに、ボックスの中は配線処理がメチャクチャなので 見せられません・・・(^^;;
「天体撮影用カメラ改造にチャレンジ」は まだまだ 続きます。
素晴らしいですね!
完璧に計算通りをらくらくクリア (^^
toshiさんの綿密な計画の賜物ですね。
パイロットランプがレッドとオレンジなのは流石!
夜間に他の色では目が眩んじゃいますもんね。
更に続きが楽しみです (^^
by レイリー (2011-05-19 23:06)
レイリーさん
こんなに思い通りに事が進んで良いのでしょうか?
って 思うくらい順調で怖いくらいです。
最後に 何かどんでん返しが無ければ良いのですが・・・
by toshi (2011-05-22 17:35)