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天体撮影用カメラ改造にチャレンジ その6 [修理・改造・DIY]

カメラ改造も、いよいよ終盤に入り テスト段階になりました。

ここまでくると、なんと言っても 気になるのが、

ペルチェ素子は何度位下がって

ノイズがどの程度減るのか? です。

 

でぇ、まずは ペルチェ素子のテストから。

カメラに組み込む前のテストでは、(この時の写真も撮り忘れちゃいました)

-15.5℃下がったのを確認してるのですが

カメラに組み込めば、それなりに密閉されるので

それより2~3℃は下がる見込みですが、果たしてどうなるでしょうか?

 

テスト開始時の温度は25.7℃ ほぼ、室温と同じです。

IMGP2573

それでは、スイッチON!

デジタル温度計の数字はどんどん下がっていき

なんと何と、6.7℃まで下がり

当初の目標値 -17℃~18℃を越えて-19℃です。

 

IMGP2574

こんなにうまいこといって良いのか?

 

テンションMAXです~~!

 

って 喜んでも居られない

CCDの結露が心配です。

ミラーアップして確認したら結露は見られず一安心です。

益々 テンション上がっちゃいますね。

 

CCDセンサーの温度が下がるのが確認できたので

いよいよ、ダーク撮影テストですが、

その前に、コントロールボックスの説明をサラッと簡単にしときます。

IMGP2174

手前のスナップスイッチは、

左から ペルチェ素子のON/OFFスイッチ

真ん中 カメラレンズの結露防止用ヒーターのON/OFFスイッチ

右側  CCD結露防止ヒータのON/OFFスイッチ

ダイヤルは、左側がペルチェ素子の温度コントロール用で

右側が、カメラレンズ結露防止ヒーターの温度コントロール用です。

赤とオレンジのパイロットランプは 各装置のON/OFF確認用です。

 

IMGP2173 

コントロールボックス底側は

左から、レリーズ用、メインの電源入力、カメラレンズ結露防止ヒーター用出力の端子です。

カメラ用電源も内蔵していますが、ON/OFFはカメラ側でするようにしました。

ちなみに、ボックスの中は配線処理がメチャクチャなので 見せられません・・・(^^;;

 

「天体撮影用カメラ改造にチャレンジ」は まだまだ 続きます。

 

 


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コメント 2

レイリー

素晴らしいですね!
完璧に計算通りをらくらくクリア (^^
toshiさんの綿密な計画の賜物ですね。
パイロットランプがレッドとオレンジなのは流石!
夜間に他の色では目が眩んじゃいますもんね。
更に続きが楽しみです (^^
by レイリー (2011-05-19 23:06) 

toshi

レイリーさん

こんなに思い通りに事が進んで良いのでしょうか?
って 思うくらい順調で怖いくらいです。
最後に 何かどんでん返しが無ければ良いのですが・・・

by toshi (2011-05-22 17:35) 

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